ルーン占いは、古代文字である「ルーン文字」を用いた占いです。
ゲルマン民族やゴート族がこのルーン文字を使っていました。
ルーン文字か刻まれている文字は、様々なインスピレーションを引出してくれます。
これによって「神からの言葉」と言われるほど、問いかけに対してはっきりとした答えを現してくれると言われています。
よく当たる占い師によるタロット占いは、過去や現在、未来を的確にあらわしてくれますが、このルーン占いの表すものは相談者の潜在的な心や願い、またパワーです。
占い師はそれを相談者に分かりやすく伝えます。
自分自身が「わからない」と思い悩んでいるもの問題でも、実は潜在的な心は答えを既に出していたり、予知していたりするものです。
それを目の前に明らかにしてくれるのがルーン占いで、自分でも知らなかった自分に出会ったときに占い当たるという経験をするものです。
タロットカードのように多種多様な答えを導き出すといった事はできませんが、物事の本質を当てるということには特化しています。
白黒をはっきり付けるという占い方法に適しています。
占いでは「偶然」は「必然」と考えられています。
その偶然をどのように解釈するのかが、よく当たる占い師の能力の高さとなります。
同じ出目であっても、相談者の相談内容や環境によって指し示すものは違います。
その時の出目は確かに相談者が求める答えではありますが、伝える人によって「当たる当たらない」が左右してしまうのです。
よく当たる占い師は、そのメッセージを読み取ることにも長けていると考えてよいでしょう。
ルーン占いのドローイングという「念じながら袋から一つ取り出す」という方法は、自分自身でも手軽に出来る占い方法です。
しかし解釈が「自分に都合よく考えてしまう」というのが人の常ですので、「自分で行うとなかなか当たらない」といった事にもなります。
自分でも当たる占いを行おうとすれば、客観的な判断力を養うことが必要です。
